『凍りのくじら』辻村深月

ゴールデンスランバー』を終えてから読み始めた本。ナガイナガイ漂流生活から復帰したのが4月の半ば。それから1ヶ月かー。やっぱ本読むの遅くなったな。いや単に本読む機会が少なくなっただけか。


この本。知ったきっかけは職場の先輩からでした。「この本の目次見てみな〜」といわれて見てみたら、あらまぁそこにはワタクシの大好きなものがズラリ。こりゃ読むしかないと帰り際のTSUTAYAで即買い。
戸塚の知人宅に置き忘れるというトラブルもあり、長い間あいてしまい戻ってきたときには『流星の絆』読んでたんですが、そんなの即チェンジザブック。こっちに戻りました。


読んでみて、思ってたよりはドラえもんや藤子先生が絡んでくるわけではないなという印象ですが、それでも要所要所に出てくるエピソードやひみつ道具、最後のテキオー灯の使い方とかなるほどなと思わせてくれました。


ドラえもん同様に、家族とは友人とは何なのか、考えさせられる一冊だと思います。しんどい場面もあるし、?なところもすべてSF(Sukoshi Fushigi)な物語であるならば問題なしですね。

凍りのくじら (講談社文庫)

凍りのくじら (講談社文庫)