『小説版ドラえもん のび太と鉄人兵団 』瀬名秀明

あの映画原作の作品を、『パラサイトイヴ』の作者がノベライズした世界初のドラえもん小説。心置きなく楽しみました。


いややっぱいいね。何がって?ドラえもんがさ。決まってるでしょーが。


原作である鉄人兵団の世界観を壊さずに、漫画ではけして読み取ることのできない各キャラクターの心象が見れてよかったです。もちろんそれは藤子先生が考えていたことと一致するかは分からないけど。


それでも、ドラえもんだって簡単にタイムマシンで5分後の未来へ帰るなんていってないということ、22世紀の科学が万能ではないことを教えてくれるいい本です。いろいろと原作にはないサイドストーリー的なものもありますが、ドラファンとしては懐かしいかぎりです。


ようやくたまってたもの全部出せた。最近読書ペースが落ちているのは疲れているから?いやいやただ単に読む機会(=電車による移動)がないだけ。

小説版ドラえもん のび太と鉄人兵団

小説版ドラえもん のび太と鉄人兵団