『神様のカルテ2』夏川草介

これまで読んでいた文庫本を戸塚に置き忘れたために、図書館から借りた本。この時期だと4月半ばまで借りられるから助かります。


神様のカルテ』のほうは、元文教堂から「読んだからあげる」といわれていただきましたが2を読み始める直前、某本OFFさんに売ってしまいました。もう1回読んでから売ればよかったかな。


さて、2ですがテーマとしては謳い文句にもなっているように、「人間」の話でしょう。医師として治療以外にできること、その患者や家族にとってなにが大切なのかをわかる人間。医師としてではなく、人間として何ができるのか、してあげなければいけないのかを考えさせてくれる本だと思います。


何はともあれ、そこらの医療系のドラマや小説よりかは、医療の現状が伝わってきます。


舞台は信州松本周辺の山々がでてきますが、一度は行ってみたいと思えるほど、自然の描写が素敵です。

神様のカルテ (2)

神様のカルテ (2)