『黒のトイフェル』フランク・シェッツィング
京都出張で読み終わらなかった本。ようやく読み終わりました、ラッシュ時の田園シティ線で。周りのみなさんご迷惑おかけしました・・・。
前作『深海のYrr』は海洋サスペンスだったわけですが、今回は歴史もの。舞台は中世ドイツのケルン。もう人物の名前やらなんやらややこしいのなんのって。人物紹介を行ったりきたりするうちに、時間だけが過ぎていきました。ただ、実在の人物とかが出てくるために、時代考証とかはしっかりしてるんだと思います。
内容としては、大聖堂建築監督の死についてよからぬものを目撃した主人公が、追われながらも対抗する、まぁありきたりっちゃー、ありきたりなもの。しかしその背景にある、十字軍やキリスト教社会についてはしっかりと書かれていて、楽しめました。
でも、たぶん、2度は読まない。時間かかるから。
- 作者: フランクシェッツィング,Frank Schtzing,北川和代
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2009/02/06
- メディア: 文庫
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