『シャッター・アイランド』デニス・ルヘイン

『重力ピエロ』の前に読んでたのに、いろいろあって書いてなかったのを思い出した。連続記録を絶やさないためにも。


さて、レオさんで映画化してた作品。なんか「謎」を全面に押し出し、複数回見てトリックに気づく的な宣伝だったと思います。映画自体は見てないですが。


ワタクシにしては珍しく、文庫本を買ったわけではなく、そりゃもう毎日のように通ってるといっても過言ではない図書館に、新着として配架されてたので借りてみました。長い説明ですね、「よく行く図書館」でいいのに。


デニス・ルヘインという著者、初見かと思ってたら『ミスティック・リバー』と同じ人だったんですね。『ミスティック・リバー』は家にあります。読んでません。挫折した記憶があります。


『シャッター・アイランド』ですが、内容はよろしいでしょうか。映画のCMとかでさわりは分かるし、そのままです。孤島の精神病院で患者が1人行方不明になり、暗号が残されているやつです。それを捜査官(映画ではレオさん)が捜査してくやつ。なんか単行本が発売されたときは、最終章が驚愕すぎて袋とじにされてたらしいです。文庫ではされてないですが。


「孤島+精神病棟+事件=患者の妄想」という勝利の方程式(?)が脳裏をよぎるわけですが、最終章が袋とじの時点でそれはなかろうと、いったいどんな結末なんでしょうと読み進めていきました。結果、驚愕。「うぉい!?」って。映画はどうなんでしょうね。原作と同じ結末なんでしょうか。


ちなみに1回しか読んでないので、あれですが、真相への伏線は確かにあったような・・・。映画とあわせれば、なお楽しめるでしょうか。とりあえずDISCSで候補には入れましたが。


朝晩は涼しくなりましたね。昨日は結局エアコンつけずに寝れました。もうこの時間も真っ暗です。ようやく夏が終わった感じ。

シャッター・アイランド (ハヤカワ・ミステリ文庫)

シャッター・アイランド (ハヤカワ・ミステリ文庫)