箱根駅伝サイクリング(復路)

癒しきれたとはいえない(むしろ、さらに酷使した)身体を無理やり起こし(その理由はこちら)箱根駅伝サイクリング最終日。残すは小涌園芦ノ湖芦ノ湖からの復路のみ。おい、半分以上じゃん。といった突っ込みを真正面から受け止めて、スタート。


直後に歩いてました。こいで歩いての繰り返しをこの日もアゲイン。ただ、通り行く車からの応援はなかったけどねo( _ _ )o ショボーン
さわやかな午前中にゼエハアゼエハアいいながら、到着したのは国道1号線の最高地点。おー最高地点なだけあって、見晴らしがいい…のか?これは?


けっこう、山の真ん中ら辺なので、残雪は見えるけど、ここから芦ノ湖とかが見えるわけではなかったですo( _ _ )o ショボーン。しかーし!ここまでくればあとは芦ノ湖までくだるだけ。ようやく往路が終わる。芦ノ湖で記念写真を撮ったら、いざ復路。


復路6区は言わずと知れた山くだりです。ただ最高地点から芦ノ湖までくだってきてるので、当然最高地点まで登らなきゃいけないんですよね…。まっ、気合で乗り切るしかないですけど。だって、そこさえ過ぎればめくるめくくだりの世界。渋滞につかまってる車の横をビュンビュンと通り過ぎ(「この前はよくも追い抜いてくれたな」な気分で。)、前ブレーキをかけようものなら、1回転2回転はもちろんのアクロバット飛行ができそうなスピードで箱根の山を駆けおりました。気がつけば箱根湯本を過ぎ、あらもう小田原中継所。あっという間の山くだり。疲れるはずもないということで中継所を休憩なしで通り抜ける。


不思議なもので、箱根の山が終わったからか、疲れることなく順調に走行。小田原中継所を通り過ぎてしまったので、要所要所で休憩を取る。もちろん、権太坂だとかの難所ではひぃこらひぃこら言ってるわけですが、なんとかゴールの戸部警察署に到着。「…ゴール?戸部警察署?あれ、大手町は?」とお思いのみなさん、そりゃそうですよね。そう思いますよね。箱根駅伝は大手町出発大手町到着ですもんね。
説明させていただくと、ワタクシは東京人です。大手町まで行くのはさほど問題ありません、体力的な面は置いといてね。その他大勢のおばかさんたち一行、横浜人。大手町まで行くのはめんどい。→みんな疲れてる。じゃあ、ここでよくない?いいともーー♪的なね。ノリ。みんながどうしてもヤダって言うもんだから、ワタクシはしぶしぶここでの終了を了承しましたよ。いたしかたない。けしてその案に簡単に乗っかったわけではないですよ、念のため。
しかして、箱根駅伝サイクリングは終わったわけです(距離約180km、往路復路合計時間約20時間弱)。


どーですか、このばかさ加減。きっかけはワタクシの大学進学から始まってるわけですが、普通やらないですよね、こんなこと。でもね、思うんすよ。我々はいろいろと企画してますが、同年代の人たちがやろうと思ってもできないことをやってるんじゃないかと。こんなことやらないよ!と思いますよね、そうだと思います。ただ、こんなことしたいけどできないな、と思っていることを我々は本気で企画し、大体を実現させます。それもこんなおばかな連中がいればこそなんですが。ですが楽しいですよ、こんなおばかなことに必死でやろうとする連中と一緒にいるのは。それになんだかんだで普通ならばできない、貴重な経験なんだろうと思うわけですよ。なんだったらみんな、やってみれば?できないだろうけど。


さて、この後の旅行ですが、実は箱根駅伝サイクリングとほぼ同時進行で企画が進んでおりました。この時点で、場所・期間等は決まっており、内容を詰めていく段階。夏休み後半の10日間くらいで、広島・鹿児島の知覧・沖縄の3ヵ所をめぐろうというもの。詳細はおいおいで。